WWEヘビー級王者ブロック・レスナー(42)が10月31日、サウジアラビア・リヤドのキング・ファハド国際スタジアムで開催されるPPV大会クラウン・ジュエルでメキシコ団体AAAでプロレスデビューしていた元UFC同級王者ケイン・ヴェラスケス(37)と防衛戦に臨むことが発表された。

代理人ポール・ヘイマンの立ち会いのもと、ヴェラスケスと会見にも臨んだ。UFCヘビー級王者時代の10年、UFC121大会でヴェラスケスに1回KO負けを喫し、王座陥落したレスナーにとっては「リベンジマッチ」となる。

ヘイマンは「ヴェラスケスはUFCでレスナーから王座を奪った男だ。でも今回はレスナーが過去の悪夢であるヴェラスケスを制することになる」と勝利宣言すると、ヴェラスケスとレイ・ミステリオJr.も登場。ミステリオは、大型画面にレスナーが顔に深い傷を負ったUFCでの2人の試合写真を映し出し、ヴェラスケスは「今回はお前の顔の反対側に傷をつけてやる」と挑発した。また米メディアによるとヴェラスケスは契約が残っているUFCに対し、総合格闘技からの引退を伝えたという。