最後の挑戦は70秒で終わった。第8代修斗世界ウエルター王者川尻達也(41)はRIZINライト級GP初戦でブラジルのパトリッキー・フレイレに1回1分10秒TKO負け。跳び膝蹴りを左側頭部に食ってダウン、パウンドの連打を浴びて試合を止められた。

米団体ベラトール屈指の強打者相手に敗れ「強かった。“こんな硬えパンチなんだ”と思った」と完敗を受け入れた。20代でPRIDE、30代でDREAMと世界一に挑み、かなわず、40代で最後の挑戦。「それでも勝てなくて…。悔しいけど、すっきりしました」と泣きながら笑った。「地元の茨城でジムをやりたいけど、引退する気はない。80歳でRIZIN538とか…」と冗談を交え、今後のプランを明かした。試合数を減らし、後進を育成する。「僕は厳しい道を来たけど、楽しかった。それを伝えたい」と話した。