WWEインターコンチネンタル王者中邑真輔(39)が、スポークスマンのサミ・ゼインとともに岐路に立つダニエル・ブライアンを熱烈に勧誘した。

インタビュアーのマイケル・コールから「先週のタッグ戦で中邑からフォールを奪った時、会場から(ベビーフェース時代の)YESチャントが巻き起こった。あなたはちゅうちょしたみたいだったけど、YESムーブメントは戻るのか?」と質問されたブライアンの目の前に、中邑とゼインが一緒に姿をみせた。ゼインは「中邑は先週の試合のことを気にしていない」と前置き。さらに「YESムーブメントは死んだ!」と発言するヒール転向後のブライアンの映像を紹介した。

さらにゼインは「ブライアンは岐路にいる。会場のファンたちとYESムーブメントの過去に戻るか。それとも将来に向かってオレたちと動きだすか」と2択を提示し、握手まで求めた。会場からはNOチャントが響き渡ったものの、ブライアンは迷った表情を浮かべながら、握手をすることなく無言のままリングを後にした。

なお10月31日、サウジアラビアで開催されるPPV大会クラウン・ジュエルで組まれたチーム・フレアーVSチーム・ホーガンの5対5タッグマッチの前哨戦も開催。中邑は加入しているチーム・フレアーのキング・コービン、緊急参戦のセザーロと組み、チーム・ホーガンのローマン・レインズ、アリ、ショーティーG組と対戦したが、セザーロがアリにフォールを奪われて前哨戦を飾れなかった。