WWEヘビー級王者ブロック・レスナーがプロレスルールでリベンジに成功した。

元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケスを挑戦者に迎え、10年12月のUFC121大会での総合格闘技ルール戦以来、約9年ぶりに再戦。ヴェラスケスのキック主体の打撃を受けたレスナーはタックルしながらコーナーに追いこんだ。さらに挑戦者の強烈なヒザからハイキックを食らって倒れた。

パウンドの追撃で受けたレスナーは相手の腕を捕獲してグラウンド勝負に引き込むと、一気にキムラロック(腕がらみ)で仕留めてギブアップを奪った。因縁の再戦で王座防衛と9年前のリベンジを果たした。

勢いづいたレスナーは試合後もヴェラスケスへの攻撃を続けると、敵セコンドのレイ・ミステリオJr.によるパイプいす攻撃を受けた。小柄なミステリオJr.を蹴散らし、ヴェラスケスにパイプ椅子攻撃連打からのF5でトドメを刺した。息子を襲われた恨みを晴らしたいミステリオJr.のパイプいす追撃でリングから追い出されたが、レスナーの強さが際立った。