プロレスリングノアの新設ベルト、GHCナショナル選手権をかけて11月2日に東京・両国大会で戦う杉浦貴(49)とマイケル・エルガン(32)が1日、都内のホテルで調印式を行った。

元新日本で現在米団体インパクトレスリングを主戦場にするエルガンにとって、今回がノア初参戦。「2003年からプロレスを始めて、ずっとノアで戦いたいと思ってきました。長い間、世界でもベストの舞台だと思ってきた」と夢の実現に感激。

さらに対戦相手の杉浦に対しても「自分が求めているレスラー像すべてを兼ね備えた選手」とリスペクトを示した。「今まで自分が信じてきたことを確かめる。テストされる場になる」と気を引き締め、「必ず初代王者になってみせる」と宣言した。

杉浦は目の前に置かれたベルトを見ながら、「早く手にとりたい」と興奮。「明日の両国はノアが勝負をかけた最大のビッグマッチ。その中で新設されたベルトに挑戦できて、対戦相手が強くてタフで知名度も十分のエルガン選手。すべての最高の条件がそろった。みなさまに最高のものを提供して、必ず勝ちたい」と話した。