長期欠場中の高橋ヒロム(29)が、大阪にサプライズ登場した。

セミファイナルのIWGPジュニアヘビー級選手権でウィル・オスプレイがBUSHIを下し、3度目の防衛に成功。「おれが永遠にチャンピオンだ」と言い残し、リングを去ろうとした瞬間、会場が暗転。大画面のカウントダウンとともに首にコルセットを巻いた高橋が登場すると悲鳴にも似た歓声があがった。高橋はコルセットを取り捨て、花道をダッシュ。さらに自ら鉄柵に体をぶつけにいき、「これだー」と絶叫。戦いへの飢えを表現した。

リングにあがり、マイクを持つと「おれがー高橋ヒロムだー」と叫び、さらに「みんな、ほんとに待っててくれて、ありがと」とファンに感謝を述べた。リングに残ったオスプレイの顔を見つめながら「だれが、俺以外にこの最強の男に挑戦するんだー。俺しかいないだろー」と話し、「ちょっとみとけ」とその場で受け身を披露。昨年7月に負傷した首の完全回復をアピールした。さらに英語で「おれは挑戦する、レッスルキングダムで」と宣言。年明けの東京ドームでの王座挑戦を表明した。