11月2日のプロレスリングノア両国大会で6度目の防衛を達成したGHCヘビー級王者清宮海斗(23)が5日、都内で3夜明け会見に臨んだ。

2日は両国のメインで宿敵拳王を破り、ノアを業界1位に引き上げると宣言。「リング上で業界1位というのを口にしました。新しいベルトに刻み込んで、現実のものに変えていきたい」とあらためてその野望を口にした。

ノアとして12年12月以来約7年ぶりに両国国技館に進出し、あけてみれば5523人の満員だった。清宮は「本当にお客さんが集まってくれて、すごくうれしいことだった。第1試合から腹から声を出して応援してくれる、あれこそノアの会場。ノアのお客さんが待ち望んでいた。あの会場には愛があった」と振り返り、「今ノアが日本で一番熱い団体だと思う」と自信をこめて話した。

来年ノアは旗揚げから20周年を迎える。「お客さんの気持ちにこたえる試合をやっていくのが1番。(両国大会で)ノアを気になった方もいると思う。1度会場に来てもらえれば、愛があるのが伝わると思う」と生観戦を呼びかけた。