日本スーパーライト級王者井上浩樹(27=大橋)が、いとこの井上尚弥のWBSS制覇を祝福するイラストを描いた。リングでアリ・トロフィーを掲げる姿を目に焼き付け、12月2日、東京・後楽園ホールで控えるWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦に向けて気持ちを高ぶらせた。

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ナオ、WBSS優勝おめでとうございます! 感動して胸が熱くなりました。今回、日刊スポーツさんの依頼を受けてリングサイドで応援しているボクから見たナオの優勝シーンをイラストに描かせてもらいました。アリ・トロフィーはバンタム級最強という栄誉な象徴だと思うので、可能な限り、ナオがリングで掲げるトロフィーが光り輝くようなイメージを膨らませながら構図を考えました。WBSS優勝の瞬間を自分が描くという経験を味わうこともできて、すごくナオには感謝しています。

この勝利に自分が燃えないわけがありません。あと1カ月足らずで12月2日、後楽園ホールでフィリピンのジェリッツ・チャベス選手とのWBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王座決定戦が待っています。自分も2つめのタイトルをきっちり奪いにいきますので、応援してください。(日本スーパーライト級王者井上浩樹)