ボクシング2団体(WBAスーパー・IBF)統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が8日、横浜市の所属ジムで会見を行った。

-決勝から一夜明け

井上 眠いです。眠れないけれどアドレナリンで眠れなかったです。

-ダメージは

井上 筋肉痛、打たれて後頭部とか痛みあったり。今までにない体の痛みが、心地よい。やっと世界戦をやったというか、ボクサーになったというか、傷がうれしいというか。何か変な気持ちです。

-ドネアのパンチは

井上 効きました。持ちこたえたのは息子(明波君)の存在。効いた瞬間に息子の顔がよぎり、そこで持ちこたえた。初めてですね。家族の存在がボクシングに与える影響はでかい。

-11回は10カウントKOに近いダウンを奪った

井上 幻の10カウントですね。ダウンを取れて12回は気持ちの余裕があった。

-前夜の食事は

井上 焼き肉。体に染みたのはウーロン茶です。

-次の対戦希望選手は

井上 (WBC王者)ウバーリと(WBO王者)テテぐらい。ここまできたらバンタム級で最強を証明したい。