ボクシングの最年長世界王座奪取を狙う元3階級制覇王者八重樫東(36=大橋)が持ち前の瞬発力を研ぎ澄ませた。

12月23日、横浜アリーナでIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(37=南アフリカ)への挑戦を控え、18日、横浜市の所属ジムで練習。先週に3日間、フィジカル系のミニ合宿を消化し、同日もボクシング練習後にパワーマックスなど瞬発力を養うメニューに取り組んだ。約2年7カ月ぶりの世界戦は長谷川穂積の35歳9カ月を抜く最年長王座奪取の挑戦でもある。八重樫は「まだまだ足りない。やらなきゃいけないメニューなんです」と体をいじめ抜いた。