WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)が22日、マネジメント事務所を通じて7度目の防衛戦(12月23日、横浜アリーナ)の挑戦者とリングネームの変更を発表した。

デング熱の疑いなど体調不良を訴えたIBF世界同級王者フェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)に代わり、WBC世界同級14位ランディ・ペタルコリン(27=フィリピン)とのV7戦に変更。さらに本名の寺地拳四朗にリングネームを変えることも併せて発表した。

マネジメント事務所を通じ、寺地は「現在のライトフライ級の防衛記録を重ねつつ、今後は他団体王者との統一戦や海外での試合も視野に入れていて、日本人としてもっと“世界”で認知してもらえるように、向上心を高めていきたいと思ったからです」とのリングネーム変更理由を明かした。

さらにアルバラードとの2団体統一戦がキャンセルされたものの、モチベーションは維持していると記し「僕自身は相手が変更しても、モチベーションは変わりません。まずは12月23日の世界タイトルマッチをきっちりした内容で勝ちますので、みなさん応援よろしくおねがいします」とコメントした。