人気ラッパーのR-指定とDJ松永によるヒップホップユニット「Creepy Nuts」が24日、横浜アリーナで開催されたK-1 WGP2019~よこはまつり~のオープニングライブに臨んだ。開会式直前に登場。まずDJ松永がDJバトル世界一のテクニックを披露して会場の熱を上げると、MCバトル日本一のR-指定が加わり「スポットライト」「生業」の2曲で1万人のファンを盛り上げた。

「むちゃくちゃ緊張しました」と振り返るR-指定は「2曲なのに汗びしょびしょになりました」と苦笑。DJ松永は「みなさんがどれだけ楽しんでいただけたのか分からないですが、すごい呼んでいただいて光栄でした」と満足そうな笑みを浮かべた。

DJ松永は90年後半~00年代のK-1ヘビー級戦線に熱中し、過去に試合DVDを購入していたことを明かした上で「(アーネスト・)ホースト、ミルコ(・クロコップ)、(レイ・)セフォーが好きでした」。今回も木村“フィリップ”ミノルのファイトを楽しみにしていた。またR-指定は2年前に年末の格闘技イベントをチェックして戦うファイターたちに強い興味を示したという。「ホンマに自分は不良的な感じがなくて、格闘技を敬遠していた時があった。MCバトルとかをやりはじめて、おこがましいですが、格闘技を見て、勝手に自分がラッパーとして戦う心境と重ねてみるようになりました」と“格闘技愛”を口にしていた。