ヒール転向した「黒い」紫雷イオが初開催の女子ウォーゲームズ戦に参戦した。NXT女子王者シェイナ・ベイズラー率いるチーム・ベイズラーの一員として出場し、元盟友で因縁のキャンディス・レラエとの対決でスタート。

激しい殴り合いから紫雷がレラエのトペ・スイシーダも迎撃した。さらに619を2発成功させると、ダブルニーやスプリングボード式ミサイルキックで圧倒。その後も味方のビアンカ・ブレアやケイ・リー・レイ、リア・リプリーが加わって激しい攻防を展開した。

相手チームのダコタ・カイが裏切り、止めに来たウィリアム・リーガルGMへの攻撃で退場処分。キャプテンのベイズラーも加わってチームとして4対2と優勢な状況となった紫雷はケージ上からの月面水爆をレラエに成功させるなど大暴れした。しかし試合はベイズラーがリプリーのリップタイドをパイプいす上に決められて3カウントを許し、数的有利にもかかわらず、逆転負けを喫していた。

また大会後、24日(日本時間25日)に組まれたPPV大会サバイバー・シリーズの5対5女子エリミネーション戦のNXTメンバーが発表され、紫雷の出場が決定。チームキャプテンとなったリプリーの指名を受け、ブレア、トニー・ストーム、レラエとともにロウ、スマックダウンとの3ブランドが対抗するエリミネーション戦に挑む。これで紫雷はチーム・ロウで出場するカイリ・セイン、アスカとブランドの威信をかけて激突する。