江川優生(21=POWER OF DREAM)が、第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントで優勝した。3連続1回KO勝ちの離れ業を演じた。

1回戦はホルヘ・バレラ(25=スペイン)を1分49秒、準決勝はアーサー・メイヤー(28=フランス)を2分52秒、決勝はジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム(18=タイ)を1分で仕留めた。

決勝は序盤から圧巻のラッシュ。ジャオスアヤイをコーナーに詰め、左右のパンチを振り降ろすと、相手はたまらず1度目のダウンを喫した。そして、立ち上がったところに江川のパンチが左ボディーに炸裂。ジャオスアヤイは顔をしかめて立ち上がることができなかった。

「1つの夢が努力で形になった。ここまで来られたのは家族のみんな、(ジムの)古川会長、ファンの皆さんのおかげ」と江川はリング上で感謝した。これでPOWER OF DREAMには、武居由樹(23)に続くK-1チャンピオンが誕生した。足立区からの快進撃はまだ続きそうだ。