女子プロレス団体スターダムが、来年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会第0試合で提供試合を行う。

11月に新日本プロレスの親会社ブシロードの傘下入り。新体制となって初、そして19年最後の後楽園大会終了後に発表された。新日本のドーム大会では、02年5月2日に全日本女子プロレスが、タッグ戦(豊田真奈美、掘田由美子対伊東薫、中西百恵)を提供。女子団体として約17年半ぶりに新日マットにあがる。

この日の後楽園は超満員。ブシロードの木谷オーナーも来場し、所信表明を行った。メインのワールド・オブ・スターダム選手権では王者岩谷麻優(26)と花月(27)が激突。場外北側の壁によじのぼった花月からジャンピングフットスタンプをくらった岩谷は腹部に大ダメージ。さらに赤と青の毒霧も浴びた。それでも、雪崩式フランケンシュタイナーなど大技をたたみかけ、最後はムーンサルトプレスで3カウント奪取。初防衛に成功した。

岩谷は試合後のドーム参戦発表に「まさかの、まさかの」と驚き。まだカードは決まっておらず、「スターダムのアイコンとして出たい」と参戦を熱望した。