ボクシングWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダー(34=米国)と、元3団体統一王者タイソン・フューリー(31=英国)の再戦が、27日に発表された。来年2月22日に米ラスベガスで、昨年12月に引き分けた決着戦となる。

ワイルダーは11月に7回KOで42勝目を挙げて無敗記録を伸ばし、V10を果たしている。前回は2度ダウンを奪うも、三者三様の引き分けだった。「もう1度おれの力を証明する準備はできている。前回は物議を醸したが、決着をつけてやる」と意気込んだ。

フューリーは9月に、2カ所に傷を負いながらも判定勝ちした。前回はダウン以外は試合をコントロールして、優位だったとする声が多かった。「これはやり残した仕事だ。待ち切れない」とコメントした。