引退発表した新日本プロレス中西学(52)の専大レスリング部の先輩でもある長州力(68)が7日、日刊スポーツにコメントを寄せた。

「少し驚きました! 今年になりライガーもリングから降りまさか中西もかと寂しくなりますね。馳と2人でスカウトしたのを、つい先日のように思い出してしまいます! 本当にお疲れさまでしたね! 新日本ではただ1人のパワーファイターでしたね。練習も本当によくやってました! 怪我もして苦しい思いもしたでしょう! 中西本当にお疲れ様でしたね!よく頑張りましたよ!(原文ママ)」

中西は専大卒業後、和歌山県教育庁に就職。だが、専大レスリング部先輩の長州力、馳浩にスカウトされ、91年新日本プロレス内のレスリング部「闘魂クラブ」入り。社員として働きながら92年バルセロナ五輪フリースタイル100キロ級に出場し、同年8月に新日本プロレスに入団した。09年にIWGPヘビー級王座を初戴冠したが、11年6月、試合中に首の脊髄を損傷。翌12年10月に復帰を果たしたが、トップ戦線からは遠ざかっていた。