新日本プロレスの札幌大会が2日、北海きたえーるで行われ、スペシャルシングルマッチでは、オカダ・カズチカ(32)が12年ぶりに対戦したタイチ(39)をレインメーカーからの片エビ固めで下し、30分53秒の激戦を制した。

負傷してテーピングを巻いている首を、地元出身のタイチから集中的に攻められて苦戦。カウント「2・99」まで追い詰められたが、最後はスター選手の意地を見せた。「タイチさん、なまら強かったです」と方言でたたえた。1月にIWGPヘビー級のタイトルを失い、現在は無冠。「ベルトがないので好き放題やらせてもらいますよ」と言い放ち、会場を後にした。