新日本プロレス大阪城ホール大会の前日公開調印式が8日、大阪・ミナミの心斎橋ビッグステップで行われた。

IWGPヘビー級&インターコンチネンタル王座のダブル選手権に挑む挑戦者KENTA(39)は王者内藤哲也(37)をおちょくり、ツッコミまくった。

大一番への意気込みを「何度も言っていることだけど、明日は今年の新日本の流れが変わる日なんで、楽しみにしてください」と語ったが、真面目なコメントはこれだけだった。

ネタにしたのは、新日本の闘魂ショップで発売された「内藤哲也 ボクサーパンツ」だ。集まったファン約200人に「オマエら“内藤のボクサーパンツ”買ったか? 買ってねえの? 何だ、全然人気ねえな」と問いかけ、横に座った内藤に「本人は履いてんの?」-。その後も「俺が聞きたいのは、あのパンツ履いてんのかってこと!」としつこく繰り返した。

また、先だって行われたIWGPジュニア選手権調印式で、王者高橋ヒロムが意気込みを熱唱で表現したことで「内藤選手がヒロム的な歌で表現してくれるそうなんで、お願いしま~す!」とむちゃぶりした。

正月の東京ドーム大会後、内藤に対してバックステージ、SNSで炎上上等の放言を重ねた。嫌なヤツ、ヒールを楽しむ男は「あんまり難しい話しても、大阪人には伝わんないから」とファンも挑発、好き勝手をとことん貫いた。