新日本プロレス大阪城ホール大会の前日公開調印式が8日、大阪・ミナミの心斎橋ビッグステップで行われた。IWGPヘビー級&インターコンチネンタル王座のダブル選手権に臨む2冠王者内藤哲也(37)は、今回が通過点であることを強調した。

挑戦者KENTAを「プロレスにおいては歓声もブーイングも同じ。その意味で、今、誰よりも歓声を浴びているのはKENTA選手。SNSもおもしろい。明日、俺に勝ったら完璧でしょう」と持ち上げつつ「それ以上に楽しみなのは、あの男との初めてのシングルマッチ」。3月3日の旗揚げ記念日(東京・大田区総合体育館)でイメージするロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間、IWGPジュニア王者高橋ヒロムとの“無差別級マッチ”に思いをはせた。

KENTAが、自分のコスチュームをイメージしたボクサーパンツ発売をネタにしつこく“挑発”を繰り返すと「アレ、聞きたいの? 聞きたいんだろ?」と、決め文句「トランキーロ、あっせんなよ」をにおわせながら、口にせず、あしらって見せた。