IWGPジュニアタッグ王者SHO(30)YOH(31)組が、鈴木軍の金丸義信(43)エル・デスペラード組を下し、初防衛に成功した。「何も響くものがない」と見下されてきた相手から、SHOが痛めた左膝を徹底的に狙われた。しかし、SHOが金丸にクロスアーム式パイルドライバーを見舞った後、YOHとの合体技ストロングXで16分11秒、フォールを奪った。

試合後“タグチジャパン監督”田口隆祐がなぜかバスケットボールを持ち、リングに出現。SHO&YOHと「ロッポンギ3K」でセコンドのロッキー・ロメロを「ユー・アー・ノット・マネジャー、ユー・アー・グレート・レスラー」と勧誘。口説き落とし、チームを結成、次期挑戦者に名乗りを上げた。

YOHは「鈴木軍とはタイトルに絡んだ試合で初勝利。あいつらはずるくて、うまくて、強い。すっげー嫌いだけど、またバチバチやってやります」と初防衛を振り返った。田口&ロメロの挑戦も「俺たちはまだ、あの人達を越えていないから」と歓迎した。SHOは「2020年は攻めて攻めて攻めまくる。今日のメインは(内藤VSKENTAの)2冠戦だろ? 何冠だって狙っていいんだ。今のチャンピオンたち、俺はお前たちの首を全部狙ってるからな」とジュニアタッグの枠に収まらない思いをぶち上げた。