IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠戦で、挑戦者KENTA(38)はベルト奪取に失敗した。試合開始からリングになかなか入らぬ、じらし戦法などで、王者内藤をあと1歩まで追い込んだが、土壇場で勝負をひっくり返された。

試合後は上から目線を崩さなかった。「このシリーズを通して(内藤)哲也はまた1つ、自分の中の何かをこじ開けられたような気がする」。その上で「笑われるだろうし、笑われてもいいから、もう1回言うよ」と前置きし「今年は俺の年」と、自分の信念、主張を曲げることはなかった。