プロボクシングのミニマム級で世界主要4団体の王座に就き、アマチュアで目指した東京五輪出場はならず、プロに再転向した高山勝成(36=寝屋川石田)の陣営が3月31日、定年延長を求める嘆願書を日本ボクシングコミッション(JBC)に提出した。

プロでの復帰を目指す高山はJBCの規定上、37歳の誕生日を迎える5月12日までに試合を行う必要があった。3月29日に、5月10日に試合を行うことを発表したが、その後にJBCが国内興行の中止期間を4月30日から5月15日まで延長すると発表。それを受けて、予定していた試合は白紙となった。

高山は関係者を通じ、「ボクサーとして日々練習を積み重ねてきました。再びリングに立てる日がくることを信じ、これからも練習を続けていきます」とコメントした。