総合格闘技イベントRIZINの榊原信行実行委員長(56)が2日、公式YouTubeチャンネルで新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月19日横浜アリーナで開催予定だっRIZIN22大会を中止すると発表した。あわせて、未発表だった5月17日仙台大会も中止となった。

榊原氏は中止理由について、選手、関係者、観客の「安全を担保できると自信持って言える状況ではない」と説明。6月までは大会を見送るとし、代わりに「延期となった五輪の弔い合戦」として、夏の格闘技のビッグイベントを提案した。希望時期は五輪開催予定だった7月から8月の間で、さいたまスーパーアリーナなど大きな会場での開催を想定。「たまった負のエネルギーを爆発させるような、そのぐらいのスケール感でやりたい」と世界にアピールする“格闘技オリンピック”の開催を目指す。