KO-D無差別級選手権が行われ、王者田中将斗(47=ゼロワン)が挑戦者坂口征夫(46)を下し、3度目の防衛を果たした。

ゴングと同時に坂口が猛突進し、打撃を連打。だが、田中は坂口の右膝を集中攻撃し、流れを呼び込む。坂口の神の右膝を受けるも、エルボー連打で追い詰め、スライディングDでとどめ。起き上がろうとする坂口を田中が再び攻めようとするが、13分2秒でレフェリーストップとなった。

中止となった6月7日のさいたまスーパーアリーナ大会での防衛戦を目標に掲げていた田中は「次、(さいたまで)いつやるかわからんけど、それまでこのベルトは守り通したら、そのメインのリングにあがれるんやろ?次の大会あるまで俺が必ずこのベルト持っててやる」と、ビッグマッチまでの長期防衛を宣言した。