グリーンツダジムの本石昌也会長(44)と元日本ウエルター級王者矢田良太(31)が11日、出身地の大阪・枚方市の市役所で伏見隆市長を訪問し、新型コロナウイルス感染症対策応援基金として、100万円を寄贈した。

本石会長は「われわれボクシング業界も厳しいが、こういう時だからこそ何かできないか考えた」。伏見市長は「(同ジムは)これまでも本市のPRに多大な尽力をしてもらっており、大変感謝している。困っている人のために役立てたい」と、感謝状を贈った。

同ジムは8月9日に枚方市総合体育館で興行を行うことも発表した。メインで再起戦に臨む矢田は「普通にやれていたことをやれなかったことで、ありがたみを感じている。地元で再起戦ということで、勇気と感動を届けられればと思っている」。

新型コロナウイルス感染状況を見てになるが、観客を入れての興行を希望。本石会長は「無観客でも枚方でやります」と強い意欲を示した。