前王者星輝ありさの引退により空位となったワンダー・オブ・スターダムの王座決定戦でジュリア(26)が中野たむを下し、初戴冠した。

エルボー、張り手の打ち合いなど感情むき出しの激しい攻防が続き、制限時間30分の残り3分になっても決まらない。最後のチャンスとジュリアがアームブリーカーで中野をとらえる。そのまま締め上げ、レフェリーストップとなった。

昨年11月にアイスリボンから電撃移籍し、約9カ月。ようやく団体シングル主要ベルトを手にしたジュリアは「このベルトはジュリア色に染まる。よそ者だの、部外者だの、ジュリアに歴史を壊されたくないという思いがあるやつ、かかってこいやー!」と勢いのある次期挑戦者を求めた。

また、空位となっているタッグタイトル、ゴッデス・オブ・スターダムの王座決定戦も行われ、上谷沙弥(23)、林下詩美(21)組が、小波(24)、ジャングル叫女(29)組を下し、初戴冠した。