因縁の永田裕志(52)と鈴木みのる(52)の一騎打ちが濃厚になった。

2人は6月のニュージャパン杯1回戦で7年ぶりにシングルで対戦し、永田が勝利した。この日は第3試合のタッグ戦で永田が上村優也、鈴木がエル・デスペラードをそれぞれ率いて対戦。そろって先発すると、いきなりエルボー合戦。その後も激しい打撃戦を繰り広げた。デスペラードが上村を下した後も、2人は場外で再び激しくエルボー合戦。鈴木はその後、マイクを持つと永田に向かって「タイマンやろうぜ」とシングルでの再戦を要求。「早く時間と場所を決めろ。公開処刑だ」とリベンジを予告した。

バックステージで鈴木は、52歳という年齢を強調する実況に対して不満を語った。「お前らの物差しで俺をその中にいれるんじゃねえ。俺が24時間どうやって生きているか知らねえだろ。ふざけるなよ。俺は戦うために生きてるんだ。ふざけるな。てめえらと一緒にするな!」とまくしたてた。一方永田は「そんなに焦りなせんな」と鈴木をけん制。「こっちは逃げも隠れもしない。それだけだよ。万全の調子でかかってこい。いつでも受け止めて、叩き返してやる」と余裕をみせた。