新日本プロレスの「G1クライマックス」Bブロック5試合が29日、東京・後楽園大会で行われ、3度の優勝経験を持つ棚橋弘至(43)が開幕3戦目で待望の初白星を挙げた。

2連勝と好調のジュース・ロビンソンと対戦。雪崩式ブレーンバスターでピンチを迎えるも、得意のスリングブレイドで反撃。最後は、パルプフリクションを狙ったロビンソンの足首を捕獲し、前方回転エビ固めで3カウントを奪った。永田に並ぶ歴代最長の19年連続出場となる「エース」は「まず1勝。これでどれだけ気持ち的に勢いづけるかを経験として知っているから」と巻き返しを誓った。