ボクシングWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(26=ワタナベ)が5日、都内のジムで強化スパーリングに突入した。11月3日に大阪でのV3戦で、同級11位タノンサック(タイ)を迎え撃つ。WBC世界同級1位久田哲也(ハラダ)を大阪から呼び、4日間連続スパーで強化する。久田には昨年10月のV2戦で判定勝ちした。9月の世界戦発表前日には、京口が出稽古してスパー。恒例の外国人選手が来日できないため、今回の強化スパー相手をお願いした。

4回をこなした京口は「ありがたい。ミニキャンプのよう。集中したいい練習ができた」と感謝した。通常スパーは1日おき。短いラウンドも異例の4連チャンで「防御を意識して」の仕上げに入った。