04年アテネ、08年北京両五輪柔道男子66キロ級で金メダルを獲得した内柴正人(42)が、IQレスラー桜庭和志が主宰するグラップリング(打撃なし、関節と組み技)のみの5対5団体戦、QUINTETに参戦することが17日までに決まった。10月27日、東京・後楽園ホールで開催されるQUINTETファイトナイト5大会で、柔道家の小見川道大が率いる「TEAM WOLF」のメンバーに入った。内柴は柔術大会に出場経験がある。

18年にキルギス共和国の柔道連盟総監督を務めていた内柴は現在、地元・熊本県の温泉旅館に勤務しているが、今回は柔道時代の先輩・小見川とともに戦うチャンスを得て、試合復帰を決断したという。