ボクシングの元WBC世界フライ級王者で、同バンタム級8位の比嘉大吾(25=Ambition)が26日、東京・後楽園ホールで日本バンタム級13位堤聖也(24=角海老宝石)とのノンタイトル10回戦に臨み、1-0の判定で引き分けた。

堤の手数に苦しむも、ボディーを中心に反撃。ジャッジ1人は96-94で比嘉を支持したが、白井・具志堅スポーツジムからの移籍後初戦での勝利は逃した。

戦績を16勝(16KO)1敗1分けとした比嘉は「ポイントを取っていると思い、攻めの姿勢が足りなかった。倒すボクシングに特化して練習していきたい」と話した。