ボクシングのグリーンツダジム(大阪・東成区)が18日、12月27日に枚方市総合体育館で開催する「CRASH BOXING vol・21 in 枚方」を発表した。

同ジムは8月9日に同じ会場で、自粛解禁後関西で初の有観客興行を開催した。前回は収容数3500人に対し約900人の観客だったが、今回は1300~1500人に増やす方針だ。感染対策として、選手には試合1カ月前、1週間前にPCR検査を行い、前日計量や検査は、病院を貸し切り外部との接触を断つ。観客にはフェースシールドを配布。会場では警備員30人、医療スタッフ10人を配置する予定で、集客数によって増員も検討する。

本石昌也会長は「寒くなって厳しい状況は覚悟しているが、集客人数を増やして成功事例をつくる。感染者を出すことなく終えることが私の使命」と決意を述べた。

メインは元日本ウエルター級王者の矢田良太(31)で、東洋王座挑戦への前哨戦となる予定だ。