「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔(40)がヒールからベビーフェースにターン後初勝利を挙げ、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズに向け、高らかに宣戦布告した。

レインズと共闘するいとこのジェイ・ウーソとのシングル戦に臨み、必殺のキンシャサで沈めた。

18年4月のレッスルマニア34大会でのWWEヘビー級王座挑戦以来となる「ザ・ライジング・サン」で入場。ベビーフェースにターンしたことを印象づけると、挑発するウーソに対し、中邑はハイキックで蹴散らした。ゴング後、ニー・ドロップやスピンキックで攻め込んで勢いづいた。1度目のキンシャサを狙った際にはカウンターのスーパーキックで応戦されたものの、2度目のチャンスは逃さなかった。

ロープを使ったフォールを認められずに無効としたレフェリーに対し、抗議していたウーソに向けて2度目のキンシャサを成功。きっちりと3カウントを奪い、ゲスト解説していたパートナーの仲間のセザーロと抱き合って勝利を喜んだ。前週8日のスマックダウン大会では、同王座挑戦権を懸けたガントレット戦で快進撃もレインズ、ウーソの策略で逃していただけに、中邑は「あいつらは俺の一番大事なチャンスを奪った。次は何だって? もちろんローマン・レインズだ! ヤツを連れてこい!」とユニバーサル王者に対戦要求していた。