キックボクシングREBELS最終興行、2月28日のREBELS~THE The FINAL(東京・後楽園ホール)のカードが24日、発表された。

同日に都内で開かれた会見には参戦選手が出席。メインでは、REBELS-BLACKスーパーウエルター級王者日菜太(34=クロスポイント吉祥寺)が、シュートボクシング日本スーパーライト級王者海人(23=TEAM FOD)の挑戦を受けることが決まった。

10年の歴史に幕を閉じるREBELSをけん引してきた日菜太は「今、日本で若くて1番強い選手とやるべきだなと。ここで日本最強をもう1度証明して、もう1回、今年世界に行くのは俺だとみんなに言いたい。ここは絶対に負けたくない。REBELSが最後だし、すごい良い21年1発目の良いカードなんじゃないかと思う」と意気込みを示した。さらに「これはサバイバルマッチ。俺は30歳代の星になりたい。1年、1年半頑張って。今回、赤ちゃんが生まれたけれど、観戦は無理でしょと。見に来てくれるまで負けられない」とも口にした。

セミファイナルでは、REBELS-REDスーパーフライ級王者老沼隆斗(22=STRUGGLE)が白幡裕星(18=橋本道場)との防衛戦に臨む。延長の末に老沼が勝利した20年2月以来の再戦カードとなる。老沼は「日菜太選手がREBELSを引っ張って『顔』だと思いますが、2人で『これがREBELS』というものを見せられたら」と意気込んだ。

また宮田充プロデューサーは、REBELS参戦経験があり、現在はRIZINを主戦場としている皇治(31)がREBELS最終興行に来場すると報告。宮田プロデューサーは「皇治選手流のメッセージですが『宮ちゃんのために遊びに行く』という来場の予告がありました。会場に来るということです」と明かしていた。