「キング・オブ・ストロングスタイル」中邑真輔が41歳初戦で痛恨の黒星を喫した。

2月24日にバースデーを迎えたばかりの中邑は先週スマックダウン大会に続き、アポロ・クルーズとダイレクトリマッチに臨んだものの、ゴング前から襲撃されてリズムを狂わされ、アングルスラムを浴びてフォール負けを喫した。

リング入場後、すぐにクルーズに奇襲を仕掛けられ、場外にある鉄製ステップにたたきつけられた。ゴング後も髪を引っ張られて原爆固めを食らう屈辱を味わった中邑は負けじと顔面へのハイキックからスライディング式キンシャサで反撃した。原爆固め3連打を受けると、中邑もスライディング式ジャーマンでお返し。拮抗(きっこう)した展開だったものの、最後はアングルスラムを浴び、フォール負け。「伏兵」クルーズにまさかの黒星を喫してしまった。

21年に入ってヒールからヘビーフェースにターン。入場曲もコスチュームもボディースーツ型から18年途中まで着用していたパンタロンに戻し、WWE最高位のヘビー級王座を狙う意気込みを示していたが、スマックダウンにある最高位王座、WWEユニバーサル王座挑戦に向け、中邑の道のりは険しそうだ。