IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(31=セレス)が、王座統一での2冠奪取に失敗した。IBF&WBAスーパー世界同級王者ムロジョン・アフマダエリエフ(26=ウズベキスタン)と対戦。19年12月の王座奪取以来の試合だったが、アマ経験豊富な同国の英雄に5回1分30秒TKO負けした。岩佐は試合後に、左目の周囲に赤いあざのある顔写真とコメントをSNSに投稿した。

5回に後退してロープに詰まると、突然とも言えるレフェリーストップ負けした。「前半は予想通りガンガンくると思っていたので、耐えてと思っていましたが、あっけなく止められてしまいました。あそこまで想定できなかったのも自分の落ち度でした。アウェーに慣れて、アウェーを忘れてしまっていました」とコメント。海外では4戦目だったっが、アウェーの洗礼を浴びる結果を振り返り、反省の弁を記していた。

初防衛に成功したアフマダエリエフに対しては「めちゃくちゃ強かった。今までで一番パンチ力ありました。びっくりしました」と潔く実力を認めていた。今後については「少し休みます」とした。