ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が19日(日本時間20日)、米ラスベガスで控える防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)に備え、ボクシング転向し同門となった元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(24)と12回の軽めスパーリングを消化した。

5日、横浜市内の所属ジムで挑戦者のIBF同級1位マイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)と同じサウスポーの武居を相手に世界戦のラウンド数と同じ12回のマスボクシング(軽めのスパーリング)で実戦感覚を養ったという。大橋秀行会長(56)は「12回のマスボクシング。万全の出来です」と満足げだった。