19日(日本時間20日)に米ラスベガスで世界戦を控えるボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が9日(日本時間10日)に現地入り後、すぐにトレーニングを開始した。同日に自らのSNSを更新。「ラスベガスに到着して軽くトレーニングしてひと段落。残りの10日は全神経集中させて1ミリのズレもないよう仕上げるよ 楽しみにしててくれよな!」とつづった。

井上は同地のヴァージン・ホテルズでIBF同級1位マイケル・ダスマリナスとの防衛戦(WBA5度目、IBF3度目)を控え、日本時間9日夕方に渡米。現地では残り4キロという減量に取り組む。また、今回の遠征に帯同した元日本スーパーライト級王者のいとこ浩樹氏、元WBC世界バンタム級王者の弟拓真を練習パートナーに、実戦感覚をキープしながらラストの調整を進めていく方針だ。