WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)の衝撃的な3回TKO勝利をWBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(35=帝拳)と元WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃氏(44)も絶賛した。両氏は試合を中継したWOWOWの解説を務めた。

村田は「1回で勝負あり」と分析。「相手のジャブに対し、井上が大きく左フックを振った。ファーストコンタクトの瞬間、勝利を確信したと思う。スピードの違いを感じたはず。パワー差はあると思っていたはずなので、そこで(勝利を)確信できたと思う」。

西岡氏は井上の進化した攻撃力に触れた。「すべてのパンチが力強い。足が地面に吸い付いているよう」と評した。

井上-ダスマリナス ラウンドVTRはこちら―>