WWEの「R指定の男」エッジが、ウーソズ(ジェイ、ジミー兄弟)を鉄パイプ・クロスフェイス葬し、WWEユニバーサル王者ローマン・レインズを挑発した。18日(日本時間19日)のPPV大会マネー・イン・ザ・バンクでレインズに挑戦するエッジが、王者を精神的に追い詰めた。

先にレインズから挑発を受けた。オープニングのリングに登場した王者から「エッジはうそつきだ。俺がエッジを恐れているだって? 恐怖を感じたのは一瞬だけで、その後にお前たちを倒しただろ」とキッパリ。今年4月のレッスルマニア37大会の3WAY形式王座戦を制したことを触れながら非難してきた。さらに「右腕」のいとこ2人、ウーソズに「俺のやり方ならうまくいく。一緒にやっていくぞ」とハグを交わして一族が一致団結していると、エッジは異を唱えた。

大会エンディングに姿をみせ「レインズに何人の手下がいようが構わない。俺がMITBで王座奪取する! 出てこい」とレインズを呼び出し、乱闘に発展した。エッジのためにミステリオ親子(レイ&ドミニク)もリングサイドにいたウーソズを襲撃。6人が入り乱れた大乱闘となった。エッジがレインズにDDTからスピアーを狙うと、ウーソズにスーパーキックで妨害されたが、ミステリオ親子の連係した619(ロープ上のブーメランキック)でウーソズを蹴散らした。

たまらずステージに退避するレインズに見せつけるように、エッジは鉄パイプ・クロスフェイスでウーソズ2人を絞めあげ、精神的優位に立っていた。