RIZINなどで活躍していた総合格闘家の石渡伸太郎(36)が20日、現役引退を表明した。

RIZINの榊原信行CEOとそろって同日、都内で会見。石渡は「(6月の)井上直樹戦を持って引退することを決意しました。首がずっと良くない状態で練習が満足にできない状態で上位陣を倒す自分が想像できなかった。引退の区切りをつけることを決意しました」とあいさつした。

思い出の試合として2度対戦した堀口恭司戦を挙げ、「堀口さえいなければ」と笑いながら振り返った。今後は後進の指導にあたる方針で「日本の格闘技を盛り上げていきたい」と口にした。

また、榊原CEOは9月19日にさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN30大会で、石渡の引退セレモニーを開くことを明言した。