WBAスーパー、IBFバンタム王者の井上尚弥(28=大橋)が17日、自身のツイッターを更新し、4団体統一戦への思いを語った。「ドネアとカシメロは12月にやるなら、とっとと正式に決定させて実現させてほしい。4団体統一が遠のくのは勘弁。でなければ1人ずつ戦ったっていい」とつぶやいた。

井上は6月にダスマリナス(フィリピン)に3回TKO勝ちし、4団体統一戦を希望していた。ところが、WBC世界同級王者のノニト・ドネア(同)が、8月に対戦予定だったWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(同)のドーピング検査拒否をきっかけに試合をキャンセル。勝者と4団体統一戦を戦う予定だった井上の試合も流れた。

現在はカシメロとドネアの再戦も浮上しているが、決定には至っていない。統一戦が決まらない状況が続く中、なんとしても実現したい井上が熱い胸の内を明かした形となった。