空手家でタレントの角田信朗(60)が19日、兵庫・神戸芸術センターで開催された「第33回日本マスターズボディビル選手権大会」男子60歳以上級で3位に入り、銅メダルを獲得した。「このすごいメンバーの中での銅メダルですからね。優勝はそう簡単なものじゃない。表彰台に乗れたらと思っていたので…」。頂点には届かなかったものの、目標をクリアして笑みがこぼれた。

同大会は5年前の2016年「50歳以上級75キロ超級」に出場して以来。その時は競技歴1年ながら勢いもあって準優勝した。「還暦となったこともあり、もう1度という気持ちで」。管理栄養士に頼んで科学的な研究も重ね、「過去の自分を超える」をテーマにしての挑戦だった。

今年4月には舞踊家の花園直道(32)とタッグを組み、ニッポンを元気にする応援曲「希望の詩~立ち上がれニッポン~」をリリース。「コロナに負けない」をテーマに、初めて作詞にも挑戦するなど、還暦を迎えてますます元気だ。角田は「来年もまた挑戦したいですね。そして、さらにこの(還暦)世代の健康法をつきつめていきたい」と拳を握った。

なお優勝は難波文義さん(66)、2位は林勇宇さん(60)だった。