WWEインターコンチネンタル王者の「キング」中邑真輔(41)が王座防衛に成功した。7分46秒、腕ひしぎ逆十字固めからの丸め込みで、挑戦者の前王者アポロ・クルーズ(34)から3カウントを奪った。

仲間のリック・ブーグスのギター演奏の中で登場した中邑は、先週に襲撃を受けた因縁のクルーズに対して蹴り攻撃を連発。得意のキック技からけいれん式ストンピングで踏みつけた。スライディング式ジャーマン、コーナートップからのダイビング・ニーで追撃。挑戦者のサモアンドロップなどをしのぐと、ブーグスが介入する敵セコンドのコマンダー・アジーズを場外で投げ飛ばすアシストで主導権を握った。

中邑が飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めでグラウンド勝負に出ると、そのままクルーズを丸め込み、3カウントを奪ってみせた。王座返り咲きを狙ったクルーズを返り討ちにし、ベルトを死守してみせた。