「悪魔の王」と化したフィン・ベイラー(40)が26日(日本時間27日)のPPVエクストリーム・ルールズ大会(米コロンバス)で挑戦するWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)を襲撃KOした。

レインズがモンテズ・フォードとのシングル戦に臨み、ギロチンチョーク(グランド式前方裸絞め)でつかまえてギブアップを奪った後だった。スポークスマンのポール・ヘイマンから「フォード、ベイラーらに何か起こるかわからせてやりましょう」との号令を受け、レインズは助っ人で登場したウーソズ(ジミー、ジェイ兄弟)とともにパイプいす攻撃でフォードに暴行を加えていると突然、会場が暗転した。

暗闇から登場したのはデーモン・キングのペイントを施したベイラーがコーナートップに現れた。3人もろともダイビング式ボディープレスをたたき込んだ。さらに竹刀でウーソズを蹴散らすと、標的はレインズへ。パイプいす攻撃からトペ・コンヒーロを放ってWWEユニバーサル王者を完全KOに追い込んだ。