ゼロワン両国大会(10日、東京・両国国技館)で負傷し「頚髄(けいずい)損傷」と診断された大谷晋二郎(49)の妻、江梨子さんが、「晋二郎さんの無念さを思うと、涙が出てしまいます」と思いをつづった。

14日、ゼロワン公式サイトを通してコメントを発表した。

以下、コメント全文。

 

「この度は、晋二郎さんの試合中のアクシデントでの負傷において、大会関係者の皆様はじめ、対戦相手の杉浦選手、プロレス関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしている事をお詫び申し上げます。また、全国から晋二郎さんに温かいお言葉を頂戴している事に感謝申し上げます。

私は、プロレスラー大谷晋二郎と結婚したのですから、今回のような状況を受け入れる覚悟はできていたつもりですが、晋二郎さんの無念さを思うと、涙が出てしまいます。

しかしながら、私たちは下をむかずに、前を向いて、プロレスの力を借りながら、これからも晋二郎さんを支えてまいります。皆様の温かいご声援を糧にして、頑張ってまいります。

これからも、温かく見守って頂けると幸いです。

最後に晋二郎さんが守り続けてきたZERO1と選手の皆さんをこれからも応援よろしくお願い申し上げます。大谷江梨子」

 

大谷は10日、両国大会のメインイベントで行われた世界ヘビー級選手権試合で、挑戦者として王者杉浦貴と対戦。試合中のアクシデントにより負傷し、倒れた状態から全身が動かせなくなったために緊急搬送されていた。