米プロレスWWEの「アメリカン・ナイトメア」コーディ・ローデスが胸筋の手術を受けると9日までに米専門メディアが報じた。

5日のプレミアム・ライブイベント、ヘル・イン・ア・セル(HIAC)大会前のトレーニング中で痛めたが、HIAC大会では予定通りに宿敵セス“フリーキン”ロリンズとの3度目シングル対決を制していた。リング復帰までは6~9カ月程度かかるとされる。

6日のロウ大会(米グリーンベイ)ではオープニングに登場。ローデスは「ロリンズとの戦いは終わった。そして、俺の頭上には(プレミアム・ライブイベント)マネー・イン・ザ・バンク(ラダー戦)のブリーフケース(王座挑戦権利証入り)がある」とタイトル挑戦権獲得に意欲をみせた。「何とかしてブリーフケースを奪取してキャッシュイン(王座挑戦)できれば、WWE(ヘビー、ユニバーサル統一)王者になれるのだ」と自らの夢に向けて突き進む姿勢を示した。

しかし突然、姿をみせたロリンズから「まだお前を好きになれないが、HIAC戦で見直したぞ。父ダスティはお前を誇りに思うだろう」と油断させるような発言を受けた。1度は握手を交わし、和解したように見えたが、バックステージに戻ろうとすると、ロリンズに背後からHIAC戦の仕返しとなるスレッジハンマーで襲撃された。負傷していた胸部を集中攻撃され、痛みが悪化したようだった。