元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)が、K-1 MAX、S-cupの世界トーナメント王者ブアカーオ・バンチャメーク(40=タイ)と、今月19日にタイ・ラジャダムナンスタジアムでキックボクシング形式のエキシビションマッチを行う予定であることがわかった。タイ・ムエタイスタジアムのチケットサイトなどが2日までに、写真付きで発表するとともに、チケットの発売を開始した。

三浦は、昨年の大みそかに総合格闘技イベントのRIZINでプロデビュー。元ホストのYUSHIと対戦し、1回TKOで初勝利を飾った。今年5月のRIZINトリガー大会へ出場予定も、自身のケガのためにスライド。先月31日に行われたRIZIN37大会(さいたまスーパーアリーナ)でプロ2戦目を予定していたが、30日の夜に新型コロナウイルス陽性判定を受け、大会を欠場していた。

ブアカーオとの一戦は、キックボクシング形式のエキシビションマッチとして開催されるとのこと。同チケットサイトによると、三浦が出場予定のイベントのチケットは、クラブクラス席が2500バーツ(約9060円)、リングサイド席が3500バーツ(約1万2700円)、大会前の16日に三浦とグリーティングできる特典が付いた特別チケットが6000バーツ(約2万1700円)となっている。

また、ブアカーオは9月3日にタイで開催される素手のボクシングイベントに参戦が決定している。

所属ジムBRAVEの関係者は「報道にあった通り。(対戦の予定は)している」と話した。三浦が主戦場にするRIZINの榊原信行CEOは37大会の試合後の取材で、三浦の次戦を9月25日に行うと明言し、「本人には伝えています」と話していた。