25日開催の格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN」でプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)とのエキシビション戦を控える人気総合格闘家の朝倉未来(みくる、30)は18日、ABEMAで放送された特別番組に生出演し、大会直前の心境や意気込みを語った。

この日は家でゴロゴロしていたという朝倉。心境を問われると「みんなが(朝倉が)負けると思っていて気が楽ですね」と切り出した。だが、2000人の視聴者投票で「勝利予想」4割を獲得したことを聞くと、「なんか操作していますよね?」と話して笑いを誘った。

現在の体重は77、8キロという。「たぶんこれぐらい(の体重)で上がります。意外にスピードは速かったのでいけるかな。倒されてもいいので1ラウンドからいきますよ」と、先手必勝を宣言した。

相手の土俵となるボクシングではなく「けんかで戦った方がいい」という周囲のアドバイスに対しては、「最初からそのつもりです」ときっぱり。「蹴るつもりはないけど、めちゃくちゃむかついたら(足が)でちゃうかも」とこぼした。

メイウェザーについては「(グローブは当初)8オンスでやるという話だったが、いつの間にか10になっていた。ビビってんのかな」と話した。それでも「RIZINに『あおってくれ』と言われているが、メイウェザーの目が悟りを開いている。あおろうにもあおれない」と、独特のオーラがあることも明かしていた。